ダラス北郊プレイノ、全米で2番目に安全な大都市に



記事ハイライト

  • ダラス北郊のプレイノが、2026年の「全米で最も安全な大都市」ランキングで2位に選ばれました。

  • 暴力犯罪は住民1,000人あたり1.5件、財産犯罪は14.7件と、人口25万人以上の大都市として低い水準でした。

  • 犯罪率は低い一方、竜巻や洪水、猛暑などを背景に、自然災害リスクは「比較的高い」と評価されました。


プレイノが全米2位の安全な大都市に

個人金融情報サイトSmartAssetが発表したAmerica's Safest Big Cities 2026で、ダラス北郊のプレイノが全米2位に選ばれました。

調査対象は人口25万人以上の米国83都市です。全米のすべての自治体を比較したものではなく、一定規模以上の「大都市」を対象としたランキングです。

1位はバージニア州バージニアビーチ、3位はウィスコンシン州マディソンでした。テキサス州からはプレイノのほか、ラレドが6位に入りました。


低い犯罪率が高評価

SmartAssetは、暴力犯罪、財産犯罪、交通事故による死亡率、自然災害リスクの4項目を組み合わせて順位を算出しました。

評価項目:プレイノの結果
暴力犯罪:住民1,000人あたり1.5件
財産犯罪:住民1,000人あたり14.7件
交通事故死亡者:10万人あたり6.9人
自然災害リスク:比較的高い

特に暴力犯罪の少なさが目立ちます。首位のバージニアビーチは住民1,000人あたり0.9件でしたが、プレイノも大都市として非常に低い水準でした。財産犯罪はプレイノが14.7件で、バージニアビーチの16.4件を下回りました。

プレイノ市もこの結果を紹介し、低い犯罪率と警察・消防の迅速な対応が、住民や企業の安心につながっていると説明しました。


DFW域内では都市ごとの差が鮮明

ダラス・フォートワース地域では、プレイノに続いてアーリントンが19位、フォートワースが22位、アービングが32位でした。一方、ダラス市は73位で、調査対象83都市のうち下位11番目となりました。

ただし、ランキングの順位だけで個人の安全が保証されるわけではありません。DFWでは車上荒らしが継続的に報告されており、比較的安全な地域でも、車内にバッグやパソコン、パスポートなどを残さない対策が重要です。


自然災害リスクは弱点

プレイノの自然災害リスクは「比較的高い」と判定されました。北テキサスでは竜巻、集中豪雨による鉄砲水、激しい雷雨、ひょう、猛暑などが発生する可能性があります。

なお、交通事故死亡率と自然災害リスクには、市単位ではなくプレイノが位置する郡のデータが使われました。犯罪率は主にFBIが公表した2024年の最新データに基づいており、順位は調査方法や対象年によって変わる可能性があります。


住環境と経済面でも注目されるプレイノ

プレイノでは近年、企業移転や住宅開発も相次いでいます。JCPenney旧本社跡地では22階建て高級住宅タワーが着工し、食品大手Daisy Brandもダラスからプレイノへの本社移転を進めています。

今回の結果は、プレイノが単に犯罪率の低い都市というだけでなく、住宅、雇用、子育て環境を含めたDFW北部の有力な生活拠点であることを改めて示しました。近隣のマッキニーも、初めて住宅を購入する人に向いているテキサス州第1位の都市に選ばれており、DFW北郊の住環境への注目は今後も続きそうです。

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参考出典:CultureMap SmartAsset City of Plano