テキサスで車上荒らし多発、ダラスでも注意



記事ハイライト

  • ヒューストン近郊のステーキ店駐車場で、日本人が車上荒らし被害に遭い、パスポートやパソコンを盗まれました。

  • ダラスでも、マクドナルドや商業施設などの駐車場で同様の被害が継続的に報告されており、短時間の駐車でも注意が必要です。

  • 車内にはバッグや電子機器、パスポートなどを残さず、明るく防犯カメラのある駐車場を利用してください。


テキサスで車上荒らし、邦人も被害

テキサス州で車上荒らしが相次いでいるとして、在ヒューストン日本国総領事館が注意を呼びかけています。

7月14日夜には、ヒューストン市近郊のステーキ店の駐車場で、日本人が車上荒らしの被害に遭い、車内に置いていたパスポートやパソコンを盗まれました。車上荒らしは、レストランでの食事や買い物など、短時間の駐車でも発生します。


ダラスでも駐車場で被害

ダラス・フォートワース地域でも、ステーキ店だけでなく、マクドナルドなどのファストフード店や商業施設の駐車場で、同様の被害が継続的に報告されています。

犯人は、運転手が車を離れる瞬間や、駐車場で荷物をトランクに移す様子を見ている可能性があります。また、特殊な機器を使い、車内のパソコンなどの電子機器を探知しているともいわれています。ただし、最も確実な対策は、電源を切ることではなく、車内に貴重品を残さないことです。


車上荒らしを防ぐための対策

ダラス警察は、車上荒らしは数分、場合によっては数十秒の隙にも行われるとして、次の対策を呼びかけています。

(1)車内に物を残さない

バッグ、財布、スマートフォン、パソコン、GPS、小銭、買い物袋、上着などを、外から見える場所に置かないようにしてください。空のバッグや袋でも、犯人に「中に貴重品がある」と判断され、窓を割られる可能性があります。

(2)トランクへの収納は出発前に

目的地の駐車場に到着してから荷物をトランクへ移すと、周囲にいる犯人に保管場所を知らせることになります。荷物を収納する場合は出発前に行い、パスポートやパソコンなどの重要品は、できる限り本人が携帯してください。

(3)明るい場所に駐車する

照明があり、人通りが多く、防犯カメラや警備員がいる駐車場を選びましょう。

夜間は、有料駐車場やホテルのバレーパーキングを利用することも有効です。

(4)短時間でも必ず施錠する

給油中や短時間の買い物でも、車から離れる際は必ずドアをロックし、窓が閉まっていることを確認してください。車に戻った際も、周囲に不審者がいないか確認してから解錠しましょう。すべてのドアを一度に解錠したことで、反対側のドアから荷物を盗まれたケースもあります。

(5)パスポートを車内に置かない

米国では、滞在資格などに応じてパスポートやReal ID対応の身分証明書などを携帯する必要があります。盗難や悪用の危険があるため、パスポートなどの重要書類を車内に放置しないようにしてください。


被害に遭った場合

窓が割られていたり、荷物が盗まれていたりした場合は、周囲の安全を確認してください。犯人が近くにいる可能性がある場合は、車に近づかず911へ連絡します。

緊急性がない場合も、速やかに管轄の警察へ被害届を提出してください。地域によってはオンラインでの提出も可能です。

パスポートを盗まれた場合は日本国総領事館、クレジットカードを盗まれた場合はカード会社にも直ちに連絡しましょう。


犯罪マップも参考に

ダラス市内の犯罪発生状況は、LexisNexisの「Community Crime Map」から確認できます。住所や期間、犯罪の種類を指定して検索できますが、すべての事件がリアルタイムで反映されるわけではありません。

テキサスでは、わずかな駐車時間でも車上荒らしに遭う可能性があります。ダラス在住者だけでなく、出張者や旅行者も、車内に貴重品を置かないことを徹底してください。

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参考出典:
在ヒューストン日本国総領事館「安全の手引き」
Dallas Police Department「Burglary of Motor Vehicle」
Dallas Police Department「Lock, Take, And Hide」