Salad and Goがテキサス全店閉鎖|ダラス発展開から撤退までの経緯



「Salad and Go」は2013年に創業したヘルシー志向のドライブスルーサラダ専門チェーンです。小型店舗でオペレーションを効率化し、サラダを8ドル未満という低価格で提供してきた点が特徴です。

テキサス進出は2021年、最初の店舗はダラス北郊のプレイノにオープンしました。その後2年ほどで店舗数をほぼ倍増させ、2025年5月時点ではテキサスや周辺州を中心に140店舗以上を展開していました。

Photo by Salad and Go

▼大量閉店の流れと今回の決定

2025年9月、同社はテキサス州とオクラホマ州で41店舗の閉店を発表し、ヒューストン、オースティン、サンアントニオの全店が一斉撤退となりました。当時は「ダラスおよびオクラホマに注力する」として北テキサスの店舗は維持していましたが、その後の見直しにより2026年1月11日を最後にテキサスとオクラホマの全32店舗(テキサス25店+オクラホマ7店)を閉鎖しました。

▼閉店の理由と今後の戦略

CEOのマイク・タッターズフィールドは、「事業を見直した結果、テキサスとオクラホマから撤退し、アリゾナとネバダというコア市場の強化に集中する」とコメントしています。本社もテキサス州コペルからアリゾナ州テンペ近郊へ移転し、生産・物流拠点であるダラスのセントラルキッチンも閉鎖される予定で、オペレーションを本拠地周辺に集約する方針です。

▼テキサス撤退のインパクト

ダラス・フォートワースでは、8ドル未満のサラダや手頃な価格のコールドブリューが支持されていただけに、「健康志向×低価格」の選択肢が一つ消える形となります。一方で、サラダ専門店やボウル系ファストカジュアルは競合も多く、急拡大後のコスト増やオペレーション負荷が、テキサス撤退という形で顕在化した可能性も指摘されています。

▼テキサス&ダラス再上陸の可能性

タッターズフィールドCEOは声明の中で、テキサスとオクラホマを「重要な市場」と位置づけ、「タイミングが整えば再び戻ってくる意向がある」としています。アリゾナとネバダでの基盤強化とビジネスモデルの再検証が進めば、将来的に再びダラスを含む北テキサスにカムバックする可能性は残されていると言えるでしょう。


サラダ&ボウル系のファストカジュアルは、ダラス中心部から北テキサス郊外にかけてローカルチェーンや全国チェーンが複数展開しており、価格帯や立地を比較しながら代替店を探す動きが広がりそうです。特にプレイノ、フリスコ、リチャードソンなど日系駐在員が多いエリアでは、今後、サラダ系やヘルシー系の新規出店情報への関心が高まると考えられます。

参考出典:Dallas Culturemap QSR KTAR News 

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