米国7-Elevenがヤバい!日本式たまごサンド導入 全米展開へ
/2025年、アメリカの7-Elevenは日本式食品・サービス・運営革新を全面展開し、「食のイノベーション拠点」へ進化を遂げます。10月27日から、たまごサンドの全国展開が象徴的なスタートとなり、店舗・デジタル・サプライの全領域に改革の波が拡がっています。
日本で販売中のセブンイレブンの人気のたまごサンド
PHOTO by Gephyro COnsulting, STAFF Consulting
▼米国7-Eleven、日本式イノベーション全面導入
CEOスティーブン・ダカス氏率いる7-Elevenは、親会社Seven & i Holdingsと連携し、北米店舗改革に総額13億ドル超を投資。その中心が「日本式たまごサンド」など、本場日本由来の食品の現地生産・販売です。日本のコンビニで定番の食パン+卵サラダ+キユーピーマヨネーズの組み合わせを米国仕様で再現し、全米展開が正式発表されました。
また、サプライチェーン刷新による食品品質向上、店舗スタッフ教育の強化、デジタル活用拡張(「7Now」デリバリーアプリや新POSシステム)、店舗設計のモダン化も改革の柱です。テキサスやニューヨークなど主要都市を皮切りに、今後5年で1,300店舗以上を新規オープンし、従来型のガソリン+スナック業態から、食事・スイーツ中心型へ大転換しています。
▼背景と戦略目的
この大改革の背景には、米国消費者の健康志向や食品質要求の高まり、アジアンフード&日本グルメ人気の上昇があります。日本式食品の導入で客層拡大・利益率向上を狙い、SNSでバズる「日本の7-Elevenフード体験」を全米で再現する戦略です。
食品売上比率は過去10年で2倍近く伸び、2025年には約28%にも達する見込み。利益率・リピート率が高い食品カテゴリーに経営資源を集中し、競合との差別化を徹底しています。
日本で販売中のセブンイレブンの人気のサンドイッチ
PHOTO by Gephyro COnsulting, STAFF Consulting
日本のセブンイレブンで販売中のおにぎり
PHOTO by Gephyro COnsulting, STAFF Consulting
日本のセブンイレブンで販売中の店内
PHOTO by Gephyro COnsulting, STAFF Consulting
▼カレーパン、今後の展開
注目のカレーパン(日本式カレーブレッド)の本格導入は未発表ですが、フォックスニュースによると、関連コミュニティ・SNSでは米国展開への期待が高まっています。現在は豪州店舗など海外拠点で先行販売されており、米国導入も今後検討段階との情報も流されています。
2025年、アメリカの7-Elevenは日本式食品・サービス・運営革新を全面展開し、「食のイノベーション拠点」へ進化を遂げます。たまごサンドの全国展開が象徴的なスタートとなり、店舗・デジタル・サプライの全領域に改革の波が拡がっています。
参考出典:
Is America Ready for Japanese-Style 7-Elevens?
https://www.nytimes.com/2025/09/09/business/7-eleven-ceo-stephen-dacus.html
7-Elevens To Undergo Major Change Across U.S. - Newsweek
https:/www.newsweek.com/7-elevens-major-change-us-2128084
7-Eleven puts ‘focus on food’ in US revamp with Japanese-inspired meals and upgrades
https://www.foxnews.com/food-drink/7-eleven-puts-focus-food-us-revamp-japanese-inspired-meals-upgrades
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