コロナパンデミックでの郊外住宅人気、価格上昇率にも濃く現れる

COVID-19パンデミックによる住宅価格の上昇が大きかった地域を、ダラス・ビジネスジャーナルがまとめた。北テキサス全体として、郊外の価格上昇が著しかったとの結果だ。

同社は不動産マーケット情報企業Zillowの情報を元に、2019年8月から2022年8月までの住宅価格の中央値を調査。主要都市よりも、北部郊外の住宅価格がパンデミック後に著しく高騰したことが分かった。

▼住宅価格中央値の上昇率トップ5

ダラスの上昇率は55%、フォートワースの上昇率は61%。多くのビジネスが集まるラス・コリナを持つアービングの上昇率は、50%に留まった。

▼住宅価格中央値のドル額上昇トップ5

上昇幅をドル額で見てみると、ダラスの高級住宅街であるハイランドパークとユニバーシティパークが上位を占めた。

同社は郊外の住宅価格上昇について、住宅ローンの低金利と在宅勤務の必要性が、「密集した都市部から離れた、ソーシャルディスタンスが保てる住宅」への需要を押し上げたためと述べている。一方現在は、インフレ率上昇に加え金利の急激な引き上げにより、住宅購入を諦める人が増加しており、売り手は価格を下げざるを得ない状況だ。