建設コストの大幅上昇は今年も続く、落ち着くのは来年以降の予想

COVID-19発生以降、記録的な建設コストの高騰と材料納期の遅延が、住宅開発・建設業界を悩ませてきた。需要は落ち着き始めているものの、コスト安定は来年以降になる見込みだ。

事業用不動産サービス企業CBREは、2022年末までに米国の建設コストは14.1%上昇すると予想。昨年のコスト上昇幅11.5%を上回る数字だ。業界の労働者不足やインフレ、サプライチェーンの混乱や引き続くCOVID-19パンデミック、ウクライナ紛争など多くの要因が絡んでいる。2023年と2024年のコスト上昇率はそれぞれ4.3%と2.9%と予想されており、これまで程ではないものの、上昇は続くようだ。建設業者は早めにスケジュールを立て、資材を事前に購入することで、労働力や資材の確保に努めているという。

今年に入り、金利上昇やインフレによる需要減退から、住宅建設は減速している。7月の住宅着工件数は全体で9.6%減の145万件だった。CBREのモーゼス副社長は「開発計画段階から、問題となり得る要因をすべて把握し、リスク軽減をすることがより重要になる」と述べる。

ソース:Dallas Business Journal