ダラス郊外、住宅建設ラッシュが過去10年の記録を大幅に更新

ダラス郊外での住宅建設ラッシュは、過去10年の記録を大幅に上回るもになった、とダラス・ビジネス・ジャーナルが報じた

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郊外での人口増加、新しい職種の数と新たに建設された住宅の数の割合、住宅価格などを分析したZillow社による最新の調査結果によると、2010年〜2020年の間にダラス・フォートワース地域で438,000軒の住宅が新たに建設された。これは、18%の増加で、全米100の都市の中で9位にランクインしている。また、2010年〜2020年の間に同地域において802,000の職が追加され、29%の増加となっている。

1〜2の職追加に対して住宅1軒の建設が目安となっているが、ダラス・フォートワース地域においては1.8の職追加に対して住宅1軒が建設されていて、需要に基づいていいペースで住宅建設が行われていることを示している、という調査結果だ。しかし、ダラスを拠点とするBriggs Freeman Sotheby’s International Realty社のAnderson氏は、北テキサスにおける人口流入の数と住宅在庫のバランスはかけ離れていて、結果的に売りに出してから数日で複数のオファー、しかも表示価格以上のオファーを受けているという。

さらに、2010年〜2020年にかけて平均21%の住宅数増加が見られるのに対し、ダラス郡においては12%の増加。Rockwall郡は39%の増加だった。需要と供給のバランスが合わない状況の中で、ダラス・フォートワース地域での賃貸を含む住宅価格はこれからも上昇するという。

全国レベルでは、過去10年間で9百万の住宅が追加された(6.9%増)。テキサスは15%増で、全国でノースダコタ、ユタ州に続いて第3位。

CoreLogic Home Price Indexの調査によると、昨年比、ダラス・プレイノ、アービングにおける住宅価格は10.2%増、フォートワース・アーリントンでは11.1%増だったという。ちなみに、ヒューストンは5.8%増。サンアントニオは9.8%増。オースティンは16%増。