海外進出する企業の内装デザインをサポートPico Innovate(ピコ・イノベート)社

▼テキサス州に海外進出する企業は急増

GDPでは既に全米では一位になっているテキサス州。テキサス州政府発表資料では2040年までに人口4000万人超過し、更に2050年には人口4700万人を超過が想定されています。現在、カリフォルニア州人口は39,237,836万人。2040年には両州が肩を並べ、その10年後の2050年にはテキサス州人口がカリフォルニアを越える事になります。

東京都はテキサス州経済開発観光局と覚書を中小企業のテキサス州進出支援に関する2022年1月27日に締結しました。2022年第1回目セミナーを3月22日と23日に実施。第2回目セミナーを7月27日に実施。

具体的な進出方法やテキサス州の魅力紹介しています。益々日本との繋がりも大きくなっています。

▼Pico Innovate(ピコ・イノベート)社、渋谷からテキサス進出

東京都に本社を持つデザイン会社「ピコ・イノベート(PICO INNOVATE Inc.)」(本拠地渋谷)は、2019年にテキサス州ダラスに米国本社「PICO INNOVATE Texas Corporation」を設立しました。

ピコ・イノベート社の北米本社には、内外装デザイン設計や経営機能を含みます。2019年にはデザイン専門企業をベトナムにも設立しており積極的に海外進出を行っています。

東京、ベトナムとダラスの3極で時差を活用したデザイン設計に挑戦しているピコ・イノベート社。会社設立して12年。阿部社長は30年以上の経験と実績を持つ企業です。ピコ・イノベート社は日本では店舗設計デザイン・プロジェクトマネージメント・プロダクトデザインを手掛けています。

▼米国本社をダラスに選んだ理由

「PICO INNOVATE Texas Corporation」CEOの阿部氏によると、米国本社をダラスにしたのは以下が主な理由だと話します。

1、ビジネスフレンドリー

2、多くの斬新的なアイデア

3、街の変化

2019年8月テキサス州会社設立後の半年後、パンダミック影響を受け、日米共にその後2年間厳しい状況ではありましたが、現在ではテキサス州では経済活動もコロナ前に戻ったと言っても過言ではありません。大変厳しい期間内ではありましたが「エッセンシャルビジネス(必要不可欠なビジネス)」のデザインと設計を通じて、テキサス州政府の規制、各市や自治体及びコミュニティー毎に相違する規制部分や各市の消防、ダラス、オースティン及びヒューストンの現地パートナーと貴重な繋がりの構築が出来、貴重な経験と知識を得る事が事が出来ました。これらノウハウを今後進出される皆様にご提供できればと考えています。(ピコ・イノベート社からのコメント)

▼ピコ・イノベート社の実績

ピコ・イノベート社は日本国内で直近では「東京ガーデンテラス紀尾井町」(22年4月15日オープン)、紀尾井町ベンジャミンステーキハウス設計・デザインを手掛けた。東京都内最大級のテラスラウンジ「ベンジャミン テラスラウンジ」にバー併設は困難と言われていたところに、パントリートレーラーを利用した設計コンセプトでデザインをも実現した。また「光るテーブル」でCORIAN DESIGN、デュポン社のサイトで紹介されている。

紀尾井町ベンジャミンステーキハウスのテラス -出典:デュポン・MCC 株式会社

ダラスニュース2021年7月7日記事でご紹介の、ローワー・グリーンビルにオープンした焼肉「まんぷく」デザインと監修監理を実施している。

MANPUKUー焼肉「まんぷく」

COVID19最中のテキサス州、市や郡等自治体の許認可についても様々な業種、小売店舗、レストラン、日系飲食店等を手掛け、テキサス州主要都市のデザインを手がけて、現地オペレーションに根付いた対応を心がけている。阿部社長は「日常の中に非日常空間を提供したい」と意気込みを語ってくれた。

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