テキサスの生活費は上がっているが全国比ではまだ手頃 家計への圧力と子育てコストの現状



記事ハイライト

  • テキサスの家計への圧力は依然として全国上位。ただし昨年の全米ワースト1位から4位に改善、状況は少しずつ回復中

  • DFWで子ども1人を育てるコストは年間23,340ドル(約350万円)全米10番目に手頃な都市だが、前年から約1,000ドル上昇

  • 全国比ではまだ余裕があるDFWの生活費。サンフランシスコの半額以下で子育てができる


2026年、テキサスに住む人々の家計への圧力は続いているものの、昨年より状況は改善しています。個人金融サイトWalletHubの調査ではテキサスの家計苦境度は昨年の全米ワースト1位から4位に下がり、子育てコストを分析したSmartAssetの調査でもDFWは全米10番目に子育てしやすい都市という結果が出ています。生活費の上昇は続いていますが、全国の主要都市と比べると依然として手頃な水準にあります。


家計の苦しさは続くが、昨年より改善

WalletHubが全50州の家計状況を比較した2026年版調査では、テキサスは4位にランクされました。1位(最も苦しい)はカンザス、2位ルイジアナ、3位フロリダです。テキサスは破産申請の増加件数が全米4番目に多く、支払いが滞っている口座の割合も高い水準にあります。インフレ・ガソリン価格の高騰・住宅コストの上昇が主な要因とされています。

ただし、テキサスは昨年の全米ワースト1位から順位を下げており、回復傾向にあることも確かです。また、最も家計状況が安定しているのはメイン州・ロードアイランド州・ハワイ州で、これらはいずれも生活コストが高い州でもあります。


DFWで子育てにかかる費用

SmartAssetの調査によると、DFW圏で子ども1人を育てるための年間費用は23,340ドル(約350万円)です。主な内訳は保育・教育費10,736ドル(約161万円)、食費1,826ドル(約27万円)、その他10,778ドル(約162万円)となっています。

前年より約1,000ドル(4.5%)上昇しており、この上昇幅はテキサス州の主要都市の中で最大です。一方で、全米48大都市中39位という順位は「全国で10番目に子育てしやすい都市」を意味します。全米で最もコストが高いサンフランシスコ圏(年間43,171ドル・約648万円)と比べると、DFWの子育て費用はその半額以下です。

テキサス州内での比較では、最も高いのがオースティン(約25,000ドル・約375万円)、最も手頃なのがサンアントニオ(約21,393ドル・約321万円)で、DFWはその中間に位置します。


DFWに住む視点で見ると

テキサスは州所得税がゼロで、全国的に見て住宅・生活費は引き続き低い水準にあります。家計への圧力は全米的な傾向であり、テキサスがとりわけ突出しているわけではありません。DFWへの移住を検討している方にとっては、生活費が上昇傾向にあることを念頭に置きつつも、同規模の東西海岸都市と比べれば依然として余裕のある生活環境といえます。

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参考出典:CultureMap Dallas WalletHub CultureMap Dallas SmartAsset