ドローン大手EagleNXTがアレンに米国本社を開設 DFWに製造拠点が誕生



ドローン・航空撮影ソリューションを手がけるEagleNXT(NYSE: UAVS)が、2026年5月にテキサス州アレン市で米国本社のグランドオープンを開催しました。カンザス州ウィチタからDFWメトロプレックス北東部のアレンへの移転で、北テキサスにドローン製造の新たな拠点が誕生しました。


EagleNXTとはどんな会社か

EagleNXTは2010年にカンザス州ネオデシャで農業用固定翼ドローンの開発企業として創業しました。その後、農作物モニタリング用センサーメーカーのMicaSenseと、測量・マッピング用ドローンメーカーのsenseFlyを買収し事業を拡大してきました。2025年にAgEagleからEagleNXTへとリブランドし、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場しています。


アレン新本社の概要

・所在地:505 Century Pkwy.、アレン市(コリン郡)

・施設面積:約3,066平方メートル(約33,000平方フィート)

・グランドオープン:2026年5月27日

・機能:エンジニアリング・カスタマーサポート・マーケティングチームを集約し、センサー製造およびドローン生産をサポート

・スイスにある既存生産施設を補完する形での運営


何を製造するのか

新施設では主に2つの製品ラインの国内生産を開始しました。

・MicaSense製マルチスペクトルセンサー:農作物の健康状態をモニタリングするための高度なセンサー

・eBee VISIONドローン:同社にとって初となる米国国内生産ライン

また、カウンタードローンの製造も行います。米国国内での生産体制を整えることで、政府機関や公共機関向けの調達プロセスを簡略化する狙いがあります。


なぜアレンを選んだのか

CEOのBill Irby氏は、アレン移転の理由について次のように述べています。「DFWメトロプレックス、特にアレンには、航空宇宙・テクノロジー・製品開発・先端製造の分野で優れた人材が集まるエコシステムがある。このエリアへの移転により、ドローン・センサー・ソフトウェアの開発を加速させる優秀な人材を確保できる」

アレン市経済開発公社(Allen EDC)のCEO、Dan Bowman氏も「EagleNXTのような企業は高品質な雇用をもたらし、イノベーションを推進し、アレンのコミュニティをさらに豊かにしてくれる」と歓迎のコメントを出しています。

テキサス州のGreg Abbott知事も「EagleNXTの移転はテキサスの航空宇宙・ハイテク産業への投資であり、北テキサスの先進製造拠点としての地位を確固たるものにする」と声明を発表しました。


雇用への影響

今後2年間で少なくとも25名の雇用を北テキサスで創出する見込みです。施設の稼働は複数フェーズに分けて段階的に行われます。

関連記事:
中国Pudu Robotics、米国本社を北テキサスへ移転 リチャードソンが新拠点にApril 30, 2026
Bimbo Bakeries USAがダラス本社へ移転した理由April 28, 2026

参考出典:EagleNXT 公式プレスリリース Dallas Business Journal WFAA Community Impact