ダラス拠点Twin Peaks親会社、Chapter 11破産申請で店舗継続
/FAT Brandsと子会社のTwin Hospitality Groupは、2026年1月26日、テキサス南部地区連邦破産裁判所に Chapter 11(企業再建型破産) を申請しました。
負債および資産はそれぞれ 10億~100億ドル(約1,500億円~約1兆5,000億円、1ドル=150円換算) とされており、同申請は急増する負債と流動性危機に対応するためのものです。
Twin Hospitality Groupの本社はダラス近郊のアディソンに位置し、Twin Peaksを中心にSmokey Bonesを運営。Twin Peaksは2005年にテキサス州ルイスビルで創業し、現在米国とメキシコで114店舗を展開しています。
破産後も全店舗は通常営業を続け、フランチャイズへのロイヤリティ支払いは変わりません。
DFWの店舗
これらの店舗は破産申請後も営業継続予定で、地域経済への影響は限定的です。Twin Hospitality Groupのアディソン本社(55151 Belt Line Road, Suite 1200, Dallas, TX 75254)は、ダラス・フォートワース(DFW)地域の中心部にあり、アクセス良好です。
Twin Peaksのダラスエリア店舗例は以下の通りで、地元スポーツファンに人気です。
・Twin Peaks Dallas North
16535 N Dallas Pkwy, Addison, TX 75001本社近く、DFW空港利用者に便利
・Twin Peaks Fort Worth
3100 N Tarrant Pkwy, Fort Worth, TX 76106フォートワース中心部、スポーツ観戦向き
・Twin Peaks Plano
4757 W Plano Pkwy, Plano, TX 75093北ダラス郊外、ファミリー層多め
破産に至る経緯
FAT Brandsは2022年の買収攻勢(Fazoli’s、Round Table Pizza、Johnny Rocketsなど)で負債を膨張させ、2025年にTwin Peaksをスピンオフして債務軽減を図りました。しかし、2025年11月に債権者への負債が発覚し、UMB Bankが即時返済を要求。
直近では最大債権者から多額の訴訟を受け、CEOのAndy Wiederhorn氏はICRカンファレンスで債務再編を主張しましたが、合意に至らず破産を選択しました。
業界への波及効果
Twin Peaksはスポーツバーとしてビールと食事中心で、DFW地域に根強い支持があります。FAT Brands全体で18ブランド・2,200店舗超を擁しますが、Hootersの閉店に続く動きとしてダラス飲食業界に警戒感が広がっています。企業がテキサス進出を考える際、こうした債務リスクの事前チェックが不可欠です。
・影響最小化策:日常業務継続、ロイヤリティ支払い維持
・将来展望:債務削減で成長再建、債権者交渉次第
破産プロセスは資本構造最適化を目的とし、ステークホルダー利益を優先します。
参考出典:Dallas Business Journal、NRN、Yahoo
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