フライト欠航相次ぐ – アメリカン航空はパイロットの病欠急増

2021年12月27日、アメリカン航空は180便以上のフライトをキャンセルし、16,000人以上に影響を及ぼしたとダラス・モーニング・ニュースが報じた。

競合他社のデルタ航空やユナイテッド航空が乗務員不足に悩まされる一方、アメリカン航空の欠航の主な理由はパイロットの病欠だ。病欠や天候の影響等で、アメリカ最大のハブ空港であるDFW国際空港では、12月27日に38便の欠航があった。

ホワイトハウス医療顧問のFauci氏は「オミクロン株の感染力は並外れている。アメリカ国内便でもワクチン接種証明の提示を義務付けるべきだ」と語る。

連邦航空局はパイロットがCOVID-19陽性になった場合、10日間の隔離を義務付けている。デルタ航空は国際安全衛生センター(CDC)に対し、隔離を5日間に短縮するよう要請。CDCは無症状の感染者に限り短縮を認めた。

一部の地域ではいまだにCOVID-19の検査キット入手が難しい。ダラスパークランド病院の所長Chang氏は「コロナでも風邪でも、少しでも体調が悪いときは仕事に行かないこと」と述べる。

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