自動操縦エアタクシー実験へ 北テキサスが次世代空の交通ハブに【ダラス・フォートワース】



テキサス北部の広域行政組織「North Texas Council of Governments(NTCOG)」が、ダラス・フォートワース(DFW)上空で自動操縦の電動エアタクシーを試験運用するパイロットプロジェクトについて、連邦航空局(FAA)に承認申請を行いました。DFW空港など複数空港を含む、3年間の実証計画が構想されています。


エアタクシー計画の概要

今回想定されているのは、電動で垂直離着陸できるeVTOL機です。

・形態:電動・垂直離着陸(eVTOL)、自動操縦を含む
・用途:短距離の旅客シャトル、短距離貨物輸送
・期間:3年間のパイロットプロジェクト

まずは限定された2ルートで運航し、都市部での騒音、安全性、運航オペレーションを検証します。


参加空港とルート構想

プロジェクトには、DFWを含む複数の空港が参加予定です。

・ダラス・フォートワース国際空港(DFW)
・アーリントン市営空港
・Perot Field Fort Worth Alliance Airport・Fort Worth Meacham International Airport

フォートワース航空局は、Meacham空港からDFWやダラス・ラブフィールドへのシャトル運航を構想しており、混雑の少ない中小空港を実証の場とする狙いがあります。


ワールドカップとアーリントンの動き

アーリントン市も導入に積極的です。

・市空港がエアタクシー企業と協力関係を構築
・2026年ワールドカップを見据えた実証を視野

現時点で旅客運航は認可されていませんが、貨物用VTOLによるデモ実施が計画されています。


プレイノ発バーティポートと産学連携

中核パートナーの一つが、プレイノ拠点の「VertiPorts by Atlantic」です。

・エアタクシー用離着陸場(バーティポート)を開発
・北テキサスを将来の重点エリアと位置づけ

Texas A&M、SMU、UTアーリントン、UNTなどの大学に加え、Wisk、Archer、Jobyなどのメーカーも参加予定です。


ダラスの位置づけと今後

FAAは全米で複数のeVTOL実証を進めており、北テキサスがその一角を担えば、DFWは次世代空モビリティの実験都市となる可能性があります。日本人駐在員や移住検討者にとっても、「自動車社会のテキサス」に新たな交通選択肢が加わる動きとして注目されそうです。

参考出典:CultureMap Dallas

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