2025年スポーツチーム資産価値ランキング【ダラス・カウボーイズが世界首位】



ダラス・カウボーイズが「世界で最も価値の高いスポーツチーム」ランキングで、評価額130億ドルの史上最高額となりトップの座を維持しました。一方で、F1チームは急成長する中でもトップ50に2チームのみのランクインにとどまり、他競技との「規模の差」が浮き彫りになっています。

フォーブス「世界で最も価値あるスポーツチーム」2025年版リストでは、世界のトップ50チームの合計評価額が約3,530億ドルに達し、1チームあたりの平均は約71億ドルと過去最高水準になっています。ランキングはNFL、NBA、MLB、サッカー、F1など主要プロスポーツチームを対象に、企業価値(株式+純負債)ベースで算出され、スタジアムの運営権益は含むものの不動産価値そのものは除外される手法がとられています。

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ダラス・カウボーイズが圧倒的トップの理由

NFLのダラス・カウボーイズは評価額130億ドルに到達し、前年から約2桁台の伸びを見せながら世界1位の座を維持しています。カウボーイズはブランド力と巨大マーケット、放映権やスポンサーシップ、スタジアム運営からの収益を組み合わせることで、他競技クラブを大きく引き離すビジネスモデルを築いています。

F1チームはなぜ2チームだけなのか

トップ50の顔ぶれはNFL勢が大半を占め、50チーム中40チーム超をNFLが占める「アメリカンフットボール偏重」の構図が続いています。その中でF1から名を連ねたのはフェラーリとメルセデスの2チームのみであり、F1人気と商業成長が顕著な一方で、チーム単体の企業価値では、まだNFLやNBAなど北米プロスポーツに及ばない現状が見て取れます。

フェラーリとメルセデス:F1の「2強」評価

フェラーリは評価額65億ドルとされ、全スポーツ中26位タイに位置付けられ、複数のNFLチームやNBA・MLB・欧州サッカークラブを上回る存在となっています。メルセデスも約60億ドル規模とされ、F1内ではフェラーリに次ぐ高評価ながら、トップ50全体では中位〜下位レンジにとどまり、F1全体としては「二大ブランド依存」の構図が続いています。

スポーツビジネスの今後:F1と北米スポーツの差は縮まるか

近年F1チームの平均評価額は大きく伸び、2020年代前半と比べて著しい上昇が報告されており、投資マネーの流入とグローバル視聴者の増加が価値を押し上げています。それでもカウボーイズのような130億ドル級のNFLフランチャイズと比較するとF1チームは依然として半分前後の規模にとどまり、放映権収入やローカル市場、スタジアムビジネスといった収益構造で北米スポーツとの差が残っていることが2025年版ランキングから読み取れます。

参考出典:
The World's 50 Most Valuable Sports Teams 2025
世界で最も価値あるスポーツチーム、F1からはトップ50に2チームのみ - Shiga Sports

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