Blue Bell Ice Cream本社を訪問!〜歴史と人気の秘密に迫る〜【テキサス発祥】



テキサスを代表するアイスクリームブランドといえば、Blue Bell Ice Cream(ブルーベル・アイスクリーム)。先日、テキサス州ブレナム(Brenham)にある本社兼ショップ「Blue Bell Creameries」を訪問し、ブランドの歴史と、その“人気の理由”を現地体験をもとにご紹介します。

Photo by Blue Bell Ice Cream

▼テキサス生まれの伝説的ブランド「Blue Bell」の歩み

Blue Bellは1907年、テキサス州ブレナムで「Brenham Creamery Company」として創業。1919年に「Blue Bell Creameries」に改称され、バター・アイスクリームの製造を拡大します。

▼1920年代からアイスクリーム事業を本格化。

「暑いテキサスにぴったりの最高のアイス」を地元に届けることを目標に、品質志向で事業を展開。小規模ながら味へのこだわりと地元密着が、長年多くのファンを獲得しています。現在は13州(南部・中央)に流通網を持ち、年間売上は1億ドル超と全米でも屈指の人気ブランド。“テキサスの味”として地元では絶大な支持を受けています。

Photo by Blue Bell Ice Cream

 

▼Brenham本社・Visitor Centerの見どころ

本社敷地内のVisitor Centerには、創業から100年を超える歴史パネルや、往年の配達トラック、初期パッケージ、広告などが展示。訪問者はBlue Bellの歩みや地域社会への貢献を学ぶことができます。

工場見学はガラス越しでの生産ライン閲覧が可能。ただし本格的な施設見学ツアーは予約制(定員・スケジュールに制限あり)なので注意してください。

Photo by Blue Bell Ice Cream



人気のアイスショップ、驚きの価格と多彩なフレーバー

併設のアイスショップでは、人気フレーバーが1スクープわずか1ドル(2025年8月時点)。驚きの価格設定は“地元への還元”の精神から。平日でも夏季は家族連れや学生で行列ができ、旅の途中の立ち寄りスポットとして大人気です。今回選んだ「Original Vanilla」や「Dutch Chocolate」など、素材そのものの味わいが生かされたラインアップが特徴。2スクープ(約200g)はしっかりしたボリュームで子供達は、「1スクープで十分だった」という感想。これもBlue Bellならではの魅力です。

Photo by Blue Bell Ice Cream

▼Blue Bellが愛され続ける理由とは?

・テキサス発祥・地域密着型ブランドへの地元愛
・“無理な大量生産をしない”徹底した品質コントロール
・濃厚でクリーミーなテイスト、何度食べても飽きない味のバリエーション

Blue Bellは単なるアイスクリームではなく、「テキサスの食文化を象徴するソウルフード」として親しまれています。公式調査でも、テキサス州民の約7割が“最も好きなアイスブランド”として支持したというデータも(2024年地域調査より)。

▼おすすめ立ち寄りスポット「Brenham」 日本人にも人気の理由

ヒューストンとオースティンの中間にあるBrenhamは、ドライブ旅行や家族旅の立ち寄り先として人気。Blue Bell Creameries Visitor Centerは、歴史展示・ショップだけでなく、地域の観光拠点としても高い評価を得ています。日本人駐在員や留学生にも本場のBlue Bell体験は絶好の思い出スポット。小さな町でも、広い駐車場・スタッフの親切さ、特産品ショップなど現地ならではの良さがたくさん。店舗でしか味わえないフレーバーや限定品もあるので、訪問時はぜひチェックを!

▼訪問前に知っておきたいポイント

・営業時間・ツアー情報は公式サイトで要確認
・夏の週末・祝日などはかなり混雑するため平日午前がおすすめ
・英語が苦手でも、店員は親切なので安心
・近隣のBrenham Historic Districtも併せて観光可能

▼テキサスの「本場の味」を体験しよう

Blue Bell Creameries本社は、アイスクリームのプロフェッショナルたちが守り続けてきた“テキサスブランドの魂”を体感できる場所。

現地の歴史、アイスの味、地域への愛着。すべてが詰まった贅沢なひとときをぜひ大切な人と味わってみてください。

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