マクドナルド、ユニークな新型店のテストとは?【フォートワース】

Culture mapによると、マクドナルドが全く新しいコンセプトの店舗を試験的に開店したという。新型店舗は、全米でフォートワースに1店のみだ。

マクドナルド社によると、この新店舗は外出の多い客層をターゲットに設計された、これまでにない試験店だという。

【新店舗の特徴】

  • アプリで事前注文した利用客専用のドライブスルーレーン

  • 配達業者(ウーバーイーツなど)がオンライン注文を受け取るための専用スペース

  • 持ち帰り専用の注文キオスク端末

  • 持ち帰り客および配達業者専用駐車場

  • テイクアウトに重点いた小さめの店舗

アプリで事前注文した利用客の料理は、実際にお客が店舗近くに来た時に調理を開始することができる技術を使用しているとのこと。利用客の待ち時間が減るだけでなく、従業員も注文のスピードと正確さにもっと集中できるようになるなど、双方にメリットがあるとのことだ。

店舗所在地:8540 West Fwy, White Settlement, TX 76108

米マクドナルドが人員削減へ 出店は拡大、効率化狙う

1月6日、米国マクドナルドのクリス・ケンプチンスキー最高経営責任者は組織再編のために4月までに人員削減の方針も発表した。また変革に対応する組織や事業計画の見直しにも着手する模様。出店計画は拡大方向であるものの、自動化やロボット化等も加速し視野に入るものと思われる。

マクドナルドの最新の年次報告書によると、2021年末時点で、コーポレートスタッフと直営店の従業員は約20万人。うち75%以上が米国外を拠点としていた。世界中のマクドナルドのフランチャイズ店舗では、200万人以上が働いている。

ここ数週間、アマゾン(AMZN)、セールスフォース(CRM)、ゴールドマン・サックス(GS)など、アメリカの大企業がレイオフを発表している。