2022年金利上昇の影響を各業界はどう見る?
/インフレ抑制のため、米国の中央銀行に当たる米連邦準備制度理事会(FDR)が基準の短期金利を0.25%引き上げることを発表した。FDRは2022年、6回の利上げの可能性を示唆している。
多くの企業にとって、資本構造や債券ポートフォリオ、投資計画の見直しが必要となるだろう。大手銀行、資産運用会社、M&A企業の見解をダラス・ビジネスジャーナルが報じた。
大手銀行関係者
JPモーガン・チェースの中小企業担当者は、既存の変動金利債を固定金利に転換して借り換えるなど、代替リスク管理戦略の検討を顧客に勧めていると述べた。いくつかの地方銀行では、利上げによる融資需要の減少を懸念しているようだ。
地元資産運用会社
景気変動による影響を抑えるため、より収益が予想しやすい株式に投資する、債券資産への配分を抑える、非上場企業への株式投資を含む代替投資を継続する、等を進めている。
ダラスM&A企業
低金利により、2020年後半から特に非上場企業のM&A(合併・買収)市場への需要が高まっている。この流れは2022年も継続すると予想している。
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