なぜフリスコは全米トップ10に選ばれ続けるのか?ダラス北郊が移住者を引き寄せる理由
/U.S. News & World Reportの「2026〜2027年版・全米住みやすい街ランキング」で、ダラス北郊のフリスコ市が全米9位を獲得しました。人口約22万人のこの街は、2026年の転入者数でも全米7位に入るなど、移住先として安定した人気を誇ります。住みやすさの背景には、治安・学校・雇用・開発の4つの強みがあります。
治安の良さ 犯罪率は全米平均の半分以下
フリスコの犯罪率は全米平均を50%下回り、主要都市の94%よりも安全とされています。市内77地区のうち約93.5%が治安評価「A」を獲得しており、特に北西部・西部エリアは犯罪発生件数が極めて少ない地域として知られています。
1人あたりの犯罪被害コストは年間287ドルで、人口20万人以上の都市の中で全米3位の低さです。全米平均(2,178ドル)と比べると、その差は歴然としています。
学校の質 高校卒業率97.7%、テキサス州トップクラス
フリスコ独立学区(Frisco ISD)の公立学校は、平均グレード「A」の評価を受けています。高校卒業率は97.7%とテキサス州内で最高水準で、学力スコアも州平均を上回ります。子育て世帯にとって、学校の質は移住先選びの最重要条件の一つであり、フリスコはその点で高い競争力を持っています。
雇用と収入 世帯年収の中央値は約1,930万円
世帯年収の中央値は128,761ドル(約1,930万円)で、全米平均(83,181ドル)を大きく上回ります。失業率は3.7%、貧困率はわずか4%と、経済的に安定したコミュニティを形成しています。
DFWメトロプレックスへの企業移転が続く中、フリスコ周辺には航空宇宙・テクノロジー・医療・製造など多様な雇用が集積しています。過去5年間でDFWエリアには120社以上が移転しており、安定した雇用需要が住宅市場を下支えしています。
街の開発と住環境 100億ドル規模のプロジェクトが進行中
フリスコでは現在、総額100億ドル(約1兆5,000億円)規模の大型複合開発「Fields」が進行中です。2,500エーカーの敷地に最大14,500戸の住宅、1,000万平方フィートのオフィスを整備する計画で、土地の3分の1は緑地として確保されます。
公園ランキング(ParkScore 2026)でも、フリスコは全米30位に入っています。レストラン・カフェ・商業施設も充実しており、郊外型の生活利便性と自然環境を両立した住環境が整っています。
住宅市場の現状
住宅価格の中央値は約620,000〜687,500ドル(約9,300万〜1億300万円)と、DFWメトロプレックス内では高水準です。2025〜2026年にかけてわずかな価格調整が見られますが、需要は引き続き強く、物件が市場に出てから成約までの期間は短い傾向が続いています。
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参考出典:U.S. News & World Report CultureMap Dallas WFAA Local Profile
