テキサス州の公立大学授業料、2026〜27年度も据え置きへ アボット知事が全大学に指示



テキサス州のGreg Abbott知事は2026年5月27日、州内すべての公立大学・短期大学の学長に書簡を送り、2026〜2027年度の学部生授業料および各種費用の値上げを禁止する方針を改めて通達しました。

2023年から続く授業料凍結が引き続き有効であることを全学長に再確認させるものです。


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凍結の対象と経緯

今回の指示は2年制・4年制のすべての公立高等教育機関に適用され、一般学術系・医療系を問わず対象となります。Abbott知事は2023年に初めて授業料凍結を実施し、2024年11月に2025〜2026年度および2026〜2027年度への延長を通達済みでした。今回の書簡はその指示が引き続き有効であることを明確化するために送付されたものです。

ただし、今回の書簡が「新たな決定」ではなく既存指示の再確認である点には注意が必要です。2026〜2027年度の凍結継続はすでに2024年11月の指示で決定済みで、テキサスA&M大学システムの理事会も2025年8月に2年間の凍結を承認しています。


州の財政的な裏付け

テキサス州は凍結の財源的裏付けとして、2023年にコミュニティカレッジ改革へ6億8,000万ドル(約1,020億円)以上を投入しました。直近の議会会期ではさらに学生支援・奨学金予算を3億2,800万ドル(約492億円)増額しており、大学側の運営コストを補う形で支援しています。

インフレ・光熱費・人件費の上昇という全米共通の課題に直面しながらも、公立大学は授業料を現状維持する形になります。Abbott知事は次の議会会期でも2027年以降の凍結継続に向けた立法を目指す考えを示しています。


ダラス在住・移住検討者への影響

UT Dallas・テキサス大学アーリントン校など北テキサスの公立大学に通う学生・保護者にとって、授業料が少なくとも2027年まで現状維持となることが確定しました。全米的に学費上昇が続く中、テキサスが教育費の面で引き続き優位な選択肢であることを示しています。

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参考出典:KXXV FOX 26