ダラスはZ世代「持ち家率アップ組」上位に それでも9割近くが賃貸暮らし



レントカフェ調査の概要と全体傾向

賃貸情報サイトRentCafeは、2018〜2023年のデータをもとに、Z世代(1997〜2012年生まれ)の「賃貸か持ち家か」を全米97都市圏で比較しました。全体としては圧倒的に「借りる派」が多く、全米でも約8割以上が賃貸暮らしという傾向が続いています。


Z世代賃貸者が多い都市とテキサス勢

Z世代の賃貸比率が最も高いのはサンノゼで、約95%が賃貸暮らしとされます。サンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨーク、ボストンなどの大都市でも同様の傾向が強く、テキサスではオースティンやヒューストンが「ほぼ賃貸中心」の都市として挙げられました。


ダラスは賃貸者増加と持ち家増加の両方が進行

ダラス・フォートワースでは、Z世代の賃貸世帯が2018年の2万6,251世帯から、2023年には18万9,461世帯へと大幅に増加しました。一方で、持ち家世帯も2,048世帯から2万5,002世帯へ増えており、持ち家比率は約11.7%まで上昇しています。それでも全体では約88%が賃貸という構図です。


Z世代から見たダラスの魅力とハードル

ダラスは、仕事の機会、給与水準、娯楽、教育機会の面でZ世代から支持を集めています。一方で、住宅価格の上昇や金利負担が、初めて家を買う若年層にとって大きな壁となっており、多くがまずは賃貸を選んでいるとみられます。


これからの動きと暮らしへの影響

ダラスは「賃貸が多い大都市」でありながら、「持ち家も増え始めている都市」という中間的な位置にあります。今後は住宅価格や家賃、雇用環境の変化によって、Z世代の住まい方がさらに変わっていく可能性があります。

関連記事:
米国家族向け賃貸住宅 最適都市ランキング:テキサス州プレイノが堂々の第1位【2023年版】September 25, 2023
賃貸家賃相場、最も値上がりしている米国都市ランキング 〜ダラス2位February 02, 2017

参考出典:CultureMap Dallas Yahoo / Dengarden MBA Newslink National Apartment Association Dallas Business Journal