ダラス中心部に新たなランドマーク誕生、スイス発エンピラグループによる35階建て高級住宅タワー2026年完成予定


スイスのエンピラグループが、ダラスのダウンタウンに35階建ての住宅タワーを建設予定です。2026年の完成を目指し、今年後半に着工する計画です。このタワーは、711 N. Pearl Streetに位置し、ダラス芸術地区と中央ビジネス地区を望む絶景を提供します。

この住宅タワーには、スタジオから1、2、3ベッドルームのレイアウトまで370の市場価格のアパートメントが設けられ、各ユニットにはバルコニーが備わります。最上階には、パノラマの都市景観を楽しめる8つの「エクスクルーシブ」なペントハウスユニットが設置される予定です。



9階には、都市の景色を望むプール、屋内外のフィットネスセンター、コワーキングエリア、アートメーカーズスタジオ、住民用ラウンジがあります。また、地上階には約9,000平方フィートの小売スペースが設けられ、515台を収容する7階建ての駐車場も計画されています。

エンピラは、このタワーがダラス芸術地区に「シームレスに統合」され、豊かなランドスケープのある広い歩道で「歓迎する街並み」を創出するとしています。このタワーは、ダラス美術館から0.3マイルの距離にあり、AT&Tパフォーミングアーツセンター、マーゴットとビル・ウィンスピアオペラハウス、メイヤーソンシンフォニーセンターへも徒歩圏内です。

ダウンタウンのダラスが住宅街へと変貌している現象の一環として、このプロジェクトはオフィスからアパートへの変換のトレンドも反映しています。エンピラグループによって今週公開された711 N. Pearl Streetの住宅タワープロジェクトのさらなるレンダリングが注目を集めています。

Source: Dallas Innovates

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