ダラスのAT&Tスタジアム〜多目的スタジアムの魅力と歴史


今回の記事ではテキサス州ダラスのAT&Tスタジアムについてご紹介していきます。
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AT&Tスタジアムは、テキサス州アーリントン市に位置する多目的スタジアムで、2009年5月27日に開場しました。

NFLのダラス・カウボーイズの本拠地として知られており、またカレッジフットボールの六大ボウルゲームの一つであるコットンボウルの開催地でもあります。2009年から2013年までの旧称はカウボーイズ・スタジアムでしたが、2013年7月25日に通信会社AT&Tが命名権を取得し、AT&Tスタジアムとなりました。

アーリントン市が所有するこのスタジアムは、コンサートやバスケットボール、サッカー、大学や高校のフットボール、ロデオ、モトクロス、スパルタンレースなど多様なイベントに使用されています。

スタジアムの設計は建築会社HKSが担当しており、同社は北海道日本ハムファイターズの新球場の設計も手がけています。

ジェフィロでは記事として取り上げています。

AT&Tスタジアムは、世界で31番目に大きい高解像度ビデオスクリーンを備えており、三菱電機製のオーロラビジョンが取り付けられています。この幅48m、高さ22m、面積1051㎡の映像装置は、「世界最大のフルハイビジョン対応の映像スクリーン」と言われています。

AT&Tスタジアムを本拠地とする、ダラス・カウボーイズの企業価値は、推定55億ドル(約5800億円)で、世界で最も価値のあるスポーツチームであり、2位のニューヨーク・ヤンキース(MLB)におよそ5億ドルの差をつけています。

最後に、2026年にはFIFAワールドカップの2試合がAT&Tスタジアムで開催される予定で、今後も注目の球場となっています。

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