【新年のご挨拶2022】

新年あけましておめでとうございます。

昨年は格別のご厚情を賜り誠に有難うございました。

2021年は、企業と人口動向は中西部と南西部に企業と人々の移動が加速している記事が目つきました。2021年7月記事カリフォルニア企業、テキサスにやってくる理由とは?は特に印象に残っています。


移転理由TOP3は

1位 コスト(税金、生計費等)

2位 厳しい規制環境 

3位 生活の質

カリフォルニア州から本社移転の企業数は、2021年は6ヶ月で2020年月平均の倍以上でした。移転した企業の経営者コメントに「今日のダラスフォートワースエリアは、我々のビジネスが始まった30年前の南カリフォルニアの様子を思い出させてくれる」「テキサスにはビジネスに優しい環境があり、ダラスのコミュニティに高水準の卓越した顧客サービスを提供できるという自信があります。」との企業経営者の印象的なコメントもありました。

▼本社移転企業数

2018年 58社 (4.8社/月)

2019年 78社 (6.5社/月)

2020年 62社 (5.2社/月)

2021年 74社 (12.3社/月) (*1月〜6月の半年データ)

*CA州からTX州本社移転数

トップ3 移転先州

1位 テキサス州 114社

2位 テネシー州  25社

3位 アリゾナ州  17社

▼過去10年間で人口増加

過去10年間でテキサス州のカウンティ(群)では、Travis(オースティン)とWilliamson郡(オースティン北部)が最も増加が見られました。テキサス州オースティンには、テスラ本社オラクルの本社移転がシリコンバレー企業を先導し、企業本社移転が加速したその一因でもあると考えます。テキサス州254郡のうち111郡で人口増加しています。その理由は、テキサス州の広大な土地に大きな家。プール付住宅が手頃な価格で入手できる。州全体でカリフォルニアに比べ住宅が59%安く、住宅面積も14%広い。州税が無く、堅調な雇用状況や生計費が低い水準である等があげられます。また、移住された方々からその魅力が伝承されている事も大きな要素として加速されたと思います。カルフォルニアからは、2010年以降約69万人がテキサスに移住しています。

▼テキサス州の魅力は?

各州でそれぞれ魅力がありますが、テキサス州の魅力は、何と言っても「広大な土地」「親切な方が多い」「おおらかな気持ちになる」事ではないでしょうか?「コミュニティの多様性」も、広大な土地があるからの特徴です。例えば、ダラスフォートワース地域で、カウボーイハットとブーツに身を包んでウェスタンな雰囲気を楽しみたいならフォートワース市のストックヤード。ボートで釣りを楽しみたいならLittle Elm市に住み湖へアクセスがある。手頃な住宅購入はであればMelissa市のような盛り上がっている街に。マンションのような超高級住宅地域であればHighlandPark市もある。レストランや専門店が各地に点在し、数々の選択肢があるのがテキサス州ダラス・フォートワースエリアの魅力です。

▼2022年以降も継続して本社移転と人口増加は続くのか?

テキサス州は、米国の総人口の8.9%を占めています。2019年から2020年までの総成長の32.4%を占めています。テキサス州は、他のどの州よりも人口が増え続けています。

今後の人口予測(テキサス州、2010〜 2030年)

2020年 2970万人

2030年 3490万人

2040年 4500万人

▼「テキサス州の魅力」をお届けします

「企業本社がテキサス州に移転」「人口増加が続くテキサス州」「テキサス州が移転先として選ばれる理由と魅力は何か?」「テキサス州の魅力」

ジェフィロコンサルティングでは主要都市の市場変化と街の様子をお届けさせて頂く次第です。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

ージェフィロ・コンサルティング一同