ダラス・フォートワース建設部門の雇用は緩やかに回復中

テキサスのいくつかの都市で建設部門の雇用が去年より増加したとダラス・モーニング・ニュースが報じた

2021年9月建設部門雇用増加数(前年同月比)

DFWエリアでは2021年1月から9月までに総建設着工数が16%上昇、合計213億ドルの建築活動が行われている。しかしCOVID-19パンデミック前(2020年1月)に比べ、北テキサスの建設雇用は依然として3千人ほど下回っており、完全な回復とは言えない。多くの都市では前年9月の雇用数にも達しておらず、米国市場のわずか20%のみで雇用回復が見られた。政府の不十分なインフラ投資や継続する資材不足の問題から、建設業界全体の景気回復が遅れている。

雇用全体をみると、DFWでは2021年9月までの12か月に合計約19万6千が追加された。これはロサンゼルス(364,100人)、ニューヨーク(260,600人)に次ぎ3番目の増加であった。

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