営業再開レストラン・商業施設を「覆面捜査官」で安全性を調査【ダラス、プロバスケオーナーMark Cuban】

ダラスのプロ・バスケットボールチーム「マーベリックス(Mavericks)」のオーナーMark Cuban氏が、ダラスのビジネス営業再開に伴い、「覆面捜査官」を雇ってレストランや商業施設の安全性調査を独自で行なっていたことをDallas Morning Newsが2020年5月9日に報じた

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Cuban氏は、新型コロナウイルス感染が収束していない中、テキサス州がビジネスの営業再開を許可したことを懸念しており、調査のプロ「Shifts Smart」を通して潜入調査を行なった。その結果をマーベリックスホームページのブログにて公開した。

調査によると、営業再開が許可された初週、Shifts Smartが連絡をとった約1,000社のうち営業再開したのは36%のみ。その後、営業再開した約300社の実店舗に足を運んで更なる調査を行なった。

その中でわかったことが

・訪問した店舗の1/3が、指定された安全プロトカルの50%以下しか応じていなかった。

・指定された安全プロトカルに応じた平均は全体の約60%のみ。

・そのほか、年齢が高い客層向けの指定時間が設けられていない施設や、接触不要の支払い方法が設けていない、使い切りの調味料を提供していないことなどが目立った。

今回の結果報告を受け、Cuban氏は「営業再開するにはまだ時期が早すぎる」と述べ、今後も同調査を数週間後に行うと述べた。


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