ライフサイエンスの雇用と労働力の成長において米国市場トップに


CBREの報告によると、ダラス・フォートワースは、全米のライフサイエンス成長市場のトップに位置し、2019年以来ライフサイエンス労働人口が17%増加しています。

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ダラスのUT Southwestern Medical CenterとフォートワースのUniversity of North Texas Health Sciences Centerが支援することで、DFWのライフサイエンス業界が構築されています。

2018年から2022年にかけて、DFWは16億ドル(約1600億円))のライフサイエンスベンチャーキャピタルを集め、新しいスペースが建設・提供されることで成長を続けることが期待されています。

現在の経済的な停滞期においても、研究スペースの広さは全国的に22%増加することが予想され、ライフサイエンス産業は強靭性を示しています。ただし、最近の銀行セクターの混乱により、2023年にはライフサイエンスのスタートアップやテック企業のベンチャーキャピタル資金調達に影響が出る可能性があります。

ライフサイエンスのグローバルな臨床試験件数は、2020年から2023年にかけて36%増加しています。

業界の製品パイプラインは持続的な成長を示唆しており、米国国立衛生研究所からの年間資金提供額は過去10年間で62%増加し、今年は475億ドル(約4.8兆円)に達しました。

2022年、米国のライフサイエンス企業は2000億ドル(約20兆円)の現金準備を持っており、これは小規模なバイオテック企業の合併や買収に使われる可能性があります。

ソース:DALLASINNOVATES

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