米国で最も安全な都市、ダラス3つの都市ランクイン!

2023年の大都市圏で移住先を決めるなら、安全・安心は大きな要素となる。

SmartAssetのレポート「Safest Cities in America - 2023 Edition」では、フリスコが2年連続でアメリカで最も安全な都市に選ばれた。近隣のマッキニーとプレイノも、それぞれ2位と5位でトップ5にランクインしている。マッキニーは2年連続で2位、プレイノは2022年の9位からランクアップしている。

同ランキングは、全米200の大都市を対象に、暴力犯罪、財産犯罪、自動車事故死率、薬物中毒死率、過度の飲酒をしている人口の割合の5つの指標でデータを調査し、ランキングを作成。また、最も安全な35都市を対象に、物価の安さも調査した。

研究者によると、人気のあるレストランやショップが近所にあると便利だが、安全性が第一の関心であることに変わりはないと述べられている。全米不動産協会もその言葉を裏付けている。全米不動産協会が2022年から毎年行っている住宅購入者を対象とした調査では、購入者の49%が住む場所を決定する要因として、友人や家族に近いこと(37%)、そして意外にも手頃な価格(37%)の前に、近隣地域の質を第1に挙げている。

北テキサスの上位3都市はいずれも、暴力犯罪率が調査対象都市の90%より低いことがわかった。

▼フリスコ

1位のフリスコは、暴力犯罪率が4番目に低く(人口10万人あたり95件)、財産犯罪率は6番目に低い(人口10万人あたり901件)。また、フリスコとその周辺地域では、2022年の住民10万人当たりの薬物中毒死が平均8人となり、調査全体で4番目に低い数値となった。

▼マッキニー

2位のマッキニー(フリスコのすぐ東)は、調査に参加した全200都市のうち、財産犯罪率が5番目に低い都市だった。2021年には、住民10万人あたり887件の財産犯罪が報告されたという。また、暴力犯罪率も10番目に低い(人口10万人あたり127件)。また、薬物中毒による死亡率は4位タイと低い。

▼プレイノ

5位のプレイノは(近隣のフリスコやマッキニーと同様)、薬物中毒による死亡率が4番目に低い。人口10万人あたり157件の暴力犯罪が報告されており、調査で評価された200都市の中で17番目に低い都市である。

ソース:CULTUREMAP