テキサスと強いつながりを持つキャタピラー社、アービングに本社移転!

世界最大の建築・鉱山機械メーカーのCaterpillar社が、本社をイリノイ州からテキサス州アービングに移すことを発表した。

▼キャタピラー社

現在本社をイリノイ州ディアフィールドに置き、全世界で約10万人以上の従業員を擁している。建設・鉱山機械、ディーゼルエンジンおよび天然ガスエンジン、産業用ガスタービン、ディーゼル電気機関車の世界有数のメーカーであり、2021年の売上高と収益は510億ドルに達した。

▼テキサス州での動き

キャタピラー社は1960年代からテキサス州に進出しており、現在約5600人の従業員がいる。

  • 2021年、電力部門の本拠地としてラスコリナスを選ぶ

  • サンアントニオでは、同社ディーラーの一つ、Holt Catが初のバッテリー駆動ゼロエミッション大型トラックの試作品を発表。今年後半には販売開始予定。

  • オースティンを拠点とするHolt CATの子会社Holt Renewablesは、親会社の太陽光エネルギーのエンジニアリング、調達、建設部門として、商業、産業、機関投資家の顧客を中心に活動中。

▼本社移転のメリット

テキサスへの移転を支援するビジネスネットワークYTexasのCEO、カーティス氏は「本社移転により、テキサス州への既存の投資を生かすことに加え、テスラ社のオースティンでの活動で注目が集まる電気自動車の波に乗ることができる利点もある」と話す。

ソース:Dallas Business JournalCISION

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