ダラスの交通事故死亡率、全米で二番目に多い結果に

2020年のダラスの交通事故死亡率は、全米の都市で2番目に多かったとD Magazineが報じた

2020年に交通事故で死亡した人数は228人。2010年から2020年の間の死亡者数は年間80%増加した。特に歩行者の死亡率が高く、徒歩で移動する人は全体の2%ほどしかいないのに対し、交通事故死亡者の約38%を歩行者が占めている。

ダラス市は2030年までに交通事故死者数0を目指す計画、「ビジョンゼロ」に取り組み始めた。事故多発地域の特定や、発生した事故の詳細分析等を進めている。

これまでの調査では、市内の約8%の道路で、全体の約60%の事故が起こっていることが分かった。また、歩行者の主な事故原因は、横断歩道外での横断であるとの結果だ。

調査結果を踏まえ、以下のような対策を実施予定:

• LED街灯を増やす

• 信号機に反射板を設置

• 自転車用道路の整備

• 横断歩道の整備

市は住民を対象とした「ビジョンゼロ」公聴会を開催。

・2021年11月16日 6 – 7 pm

・2021年12月1日 6 – 7 pm

ウェブサイトからも意見を募集している。

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