Uber、空飛ぶタクシーは自動運転事故の影響は受けるのか?

Uber自動運転の事故の煽りで、ダラスの空飛ぶタクシー(Uber Elevate)の飛行試験が保留になることが懸念されている。

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今回アリゾナ州で発生した事故は、自動運転モードで走行していたUberが通行人に接触。自動運転事故で死亡者が出たのは初めてであり、Uber社はPhoenix、Pittsburgh、San Francisco、Torontoで自動運転を中止した。また、Uber Texas代表車Travis Considine氏によると、テキサスでの運営も予定はしていないことを述べた。

今回の事故は自動車の事故だが、同社は今後空飛ぶタクシーを実現しようとしている。空中で飛行する乗り物が事故を起こした際、被害はより大きいものとなるため、安全面が懸念されている。

しかし、今回の事故の影響で空飛ぶタクシーの進行が保留されることはないようだ。

同社はテキサス州フォートワースに本社を構えるヘリコプターとティルトローター機の製造会社ベルと開発を進めており、現段階では自動車より安全面が2倍あるシステムを導入する予定と発表している。

今後は予定通り、2020年にドバイで開催される世界万博会で初試験飛行を行い、テキサス州ダラス・フォートワースで引き続き実験を行い、2023年にはダラスにてサービスを提供開始する予定。