リモートワークで仕事量が増加する?!〜効率的?非効率的?

テキサス州ダラスでは、2020年3月中旬から多くの企業が「リモートワーク(在宅勤務)」を継続している。米国全体でもリモートワークは拡大していることをJETROは発表している。

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新型コロナウイルス(COVID-19)による影響で、リモートワークが世界中で急増する中、実はリモートワークの方が通常よりミーティングやメールの回数が増え、「仕事量」が増加していることを証明するレポートが公開されたとDallas Morning Newsが報じた

2020年7月に公開されたNational Bureau of Economic Relations調査レポートは、米国、ヨーロッパ、中東などの16都市で21,000社以上、約300万人を対象に研究を行った。

COVID-19パンデミックの発生前8週間と、発生後8週間の従業員の行動を分析した。その結果、1日の労働時間は平均「48.5分」伸びていたことがわかった。ミーティングの回数は約13%増加し、社内メール数は1日平均1.4通以上増加したことが判明。その一方、各ミーティングの時間は平均的に短くなったことも確認できたため、効率的になっている部分も明らかになった。