ゴールドマン・サックス、資産運用業務を移転の可能性

2020年12月6日、米金融大手の「ゴールドマン・サックス」は、資産運用業務をニューヨーク州から州外に移すことを検討しているとbloombergが報じた

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資産運用業務が移転される可能性として、フロリダ州、テキサス州のダラス、または経済成長中の他都市に行く可能性が高いといわれている。

2020年12月時点、ゴールドマン・サックスの幹部は、マイアミに近い南フロリダのパーム・ビーチ郡や、フォートローダーデールといったエリアをカバーするオフィスの可能性を検討していると、関係者が述べた。

また、ゴールドマン・サックスはフロリダの現地当局と接触しており、減税を検討しているという。関係者によると、フロリダに移る人数は不明だが、バックオフィスのスタッフと投資の専門家が含まれる見込みだ。

ゴールドマン・サックスの広報担当者は公式な発表はしていない。

しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの影響でリモートワークが広まる中、米国ではニューヨークを拠点としてきた金融サービス企業がより安い州を求めて州外へ移る動きが相次いでいる。今後、資産運用業務がフロリダやテキサスなどに移転する可能性は十分あるといえるだろう。