米アップル、第2キャンパス【建設地にダラスが選ばれる可能性】

アップルが米国に新キャンパス及びデータセンターを建設し、2万人規模の新規雇用を計画していることが発表された。新キャンパスの建設地の発表は2018年後半を予定しているようだ。

アップル、昨年クパチーノに建設したUFO型の新キャンパス

アップル、昨年クパチーノに建設したUFO型の新キャンパス

同社は今後5年間に300億ドル(約3兆3000億円)以上を投資することを発表し、その一環としてカリフォルニア州クパチーノに続く2カ所目のキャンパスを開設する。

新キャンパスの立地選定について、アップルは条件などは公表しておらず、入札方式は採用しないことを明らかにした。

~第2キャンパスにテキサス州ダラスが選ばれる可能性は?

アップル最高経営責任者(CEO)ティム・クック氏は、ABCニュースのインタビューで、本社所在地のカリフォルニア州や、顧客サービスセンターとコンピューター組立工場があるテキサス州は、新キャンパスの場所になる公算が乏しいとの見方を示した。そのため、現時点でダラスが選出される可能性は低いことが予想される。しかし、ダラス議会(Dallas Regional Chamber)によると、アップルがダラスに振り向いてくれるよう、誘致の連絡をしていると公表した。今後も各地が立候補に意欲を示していくことが想定される。