無人シャトルが送迎?喋る信号機?テクノロジーの進化

リチャードソンで開催されたNorth Texas Smart Cities Summitで、無人シャトルが送迎してくれるサービスや、信号機が喋るなど、北テキサスで新たなテクノロジーを用いたサービスが提供開始されることが明かされた。

来月下旬よりアーリントン市では無人シャトル「Milo」のサービスが開始する。この無人シャトルはアーリントン・エンターテイメント地区(Arlington Entertainment District)の駐車場から乗車することができ、同地区のエンタメ施設(Texas Rangers’ Globe Life ParkやDallas Cowboys’ AT&T Staidum) へ送迎してくれる。

また、フリスコ市では信号機がお互いに情報を送り合い、統計されたデータを運転手に共有するサービスが開始する。信号機が実際に声を出して喋る訳ではないのだが、信号機がお互いに情報を共有し合う(話し合う)ことで、運転手にタイムリーな交通情報を通知してくれる。例えば、赤信号で停車した際、次に青色に変わるまでの時間を教えてくれる。その結果、運転手は長時間待つことを理解してエンジンを止めることで、燃費効率を良くする。他にも、運転手の目的地まで渋滞が最も少ないルートを検出したり、事故現場の情報なども共有してくれる。現段階で同システムに対応しているメーカーはAudiのみだが、来年にはBMWにも搭載され、他のメーカーも今後追加される予定のようだ。