テキサス新幹線プロジェクト、世界で活躍する企業と新たなパートナーシップ

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ダラスとヒューストンを結ぶJR東海の新幹線建設計画を主導するテキサス州の「テキサス・セントラル・パートナーズ」(TCP)は、新たなパートナー企業を明かした。

新たなパートナー「WSP USA」は、同プロジェクトの線路建設の技術的なエンジニアリングサービスを提供する。同社は高速列車に関するプロジェクトを世界中に建設してきた経歴があり、台湾、中国、イギリス、アメリカなどの国に進出している。北米の従業員は7,000名、オフィスは100個所に存在する。

また、TCPは今年8月にテキサス州アービング市に所在するFluor Corporationと、コネチカット州のLane Constructionともパートナーシップを組んでおり、線路の開発に力を注いでいる。

テキサス州の新幹線事業は、ダラス-ヒューストン間に東海道新幹線の「N700系」の車両やシステムを導入する計画。現在はTCPがJR東海の子会社を通じて技術支援を受けながら、必要な資金集めを行っている。リニア導入により、米東部の幹線道路の交通渋滞解消が期待されている。