ダラス近郊の50年モール、6棟の「物流施設」へ転換【Ridgmar Mall】
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フォートワースのRidgmar Mallが、6棟の物流施設へ再開発されます。
ダラス拠点のRAMROCK Real Estateが取得し、KBC AdvisorsとLincoln Property Companyが計画、賃貸、開発を支援します。
近隣の軍事基地に配慮した開発で、工事開始時期や入居企業は2026年8月時点で発表されていません。
フォートワースの老舗モールが物流拠点へ
ダラスに本社を置くRAMROCK Real Estateは2026年8月、フォートワース西部のRidgmar Mallを取得し、「Ridgmar 30 Logistics Crossing」として再開発する計画を発表しました。
計画地はInterstate 30とState Highway 183の北東角です。現在のモールに代わり、Class Aと呼ばれる高品 質な物流施設6棟、合計約930,960平方フィート(約8万6,500平方メートル)を整備する方針です。協力企業はKBC AdvisorsとLincoln Property Company。工事時期は未発表です。
1976年開業、フォートワースを代表した商業施設
Ridgmar Mallは1976年に開業し、フォートワース初の本格的な屋内型モールとして発展しました。JCPenney、Dillard's、Sears、Neiman Marcusなどが集まり、地域を代表する買い物と交流の場でした。
しかし、その後は主要テナントの撤退が相次ぎました。約50年間営業してきたJCPenneyも、賃貸契約条件で合意できなかったことなどを理由に、2026年11月1日に閉店する予定です。
過去記事「アメリカのショッピングモール事情について」で紹介したように、Eコマースの拡大や消費行動の変化により、米国の従来型モールは用途転換を迫られています。
複合開発ではなく「物流」を選んだ理由
北テキサスでは、古いモールを住宅、ホテル、店舗などへ変える計画も進んでいます。プレイノのShops at Willow Bendモールの再開発は複合用途が軸でした。
一方、Ridgmar Mallでは物流施設への転換が選ばれました。I-30とSH 183に近い立地が物流用途に適しているためです。RAMROCKは市や郡、地域関係者と2年以上協議したと説明しています。
また、敷地はNaval Air Station Joint Reserve Base Fort Worthに近く、基地を保護する土地利用上の制約があります。物流施設は立地と規制の両面を踏まえた選択とみられます。
地域経済への効果と今後の注目点
開発側は、十分に活用されてこなかった土地を再生し、投資や雇用につなげる考えです。DFWでは倉庫・流通スペースの開発が拡大しており、今回の計画も産業不動産需要を映しています。
ただし、工事時期、賃貸条件、入居企業は未発表です。今後は行政手続き、既存店舗の営業終了、解体範囲、雇用規模が焦点となります。地域交流の場が北テキサスの物流拠点へどう生まれ変わるのか注目されます。
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参考出典:Dallas Business Journal Lincoln Property Company Fort Worth Inc.
