インフラ大手AECOM社、グローバル本社をダラスへ移転

ワールドワイドに展開しているインフラのコンサルティング会社のAECOM社は、グローバル本社をロサンゼルスからダラスへ移転する。

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AECOM社はテキサスにおける高速鉄道やハイパーループ構想を含むプロジェクトの立役者になっている。

同社CEOであるRudd氏やその他の幹部らが、現在1,200人の従業員を抱えているダラスオフィス(13355 Noel Road, Suite 400)やテキサス中にあるオフィスに合流することになる。エンジニアリングの大手であるAECOM社は、世界中に47,000人の従業員を抱え、2020年の収益は132億ドルだった。2,500人のロサンゼルスのオフィスやその他のカリフォルニアのオフィスに勤務している従業員はそのまま残るという。Rudd氏はすでにWestlakeに引っ越していて、400人の幹部らもダラス地域に引っ越してくる予定だ。

同社は、過去6年間でダラス・フォートワース地域に移転したFortune 500の6番目の企業になる。すでに移転したFortune 500は、エンジニアリング会社のJacobs社、コンビニのサプライ会社の Core-Mark社、医薬品大手の McKesson社、金融サービスのCharles Schwab Corp社、商用不動産のCBRE社だ。「Fluor社、Jacobs社、AECOM社と大手インフラ企業3社がダラスに揃った。カリフォルニア企業がテキサスの方がビジネスがより良くできると考えていることを証明している」と、ダラス地域商工会議所のPetrosky氏。

1、DFWの2つの空港、2、比較的物価が安いこと、3、ビジネス環境、4、税金や5、ビジネス規制などがグローバル・インフラ企業を魅了している、と同氏は説明している。

統合インフラ関連事業をグローバルに展開するAECOM社だが、テキサスにおいてはTrinity Metro社の依頼を受けて、フォートワースでのTEXRail拡張プロジェクトの環境アセスメントと予備エンジニアリングを行なっている。同社はまた、ダラスーヒューストン間の高速鉄道プロジェクトの環境影響に関する文書を作成している。さらに、同社は35億ドルのダラス学区の債権プログラムの管理サービスを提供することになっていて、これは4回連続での契約になる。同社はまた、テク企業、市、州の行政やプライベートの開発者らとハイパーループのプロジェクトに関して提携を結んでいる。このプロジェクトはテキサスの主要都市(ダラス、ヒューストン、オースティン、サンアントニオ)を30分以内で結ぶ。

ソース;ダラス・モーニング・ニュース

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