【AUSTIN】オースティン経済指標レポート10月版 – 第二回

Federal Reserve Bank of Dallasより出された最新版オースティン経済指標レポート(2021年10月7日)の概要をお伝えする第二回目。

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個人消費

オースティンの個人消費は順調に上昇を続けている。トラビス郡では2020年11月と2021年2月(寒波の影響)を除き、2020年7月から継続して消費が伸び続けている。2021年9月時点で、2020年1月と比較し郡の支出は47.7%上昇、州の支出は19.1%上昇した。

COVID-19統計

現在のCOVID-19による入院者数は、9月中旬のピーク以来減少し続けている。 10月4日時点で、オースティンでは383人が、テキサス全体では8,407人が入院している。これは8月下旬の州のピークをはるかに下回っている。

不動産市場

オースティンの中古住宅販売数は、7月に2.1%、6月に0.1%減少、8月には3.0%減少した。 州全体では8月に0.6%減少(7月-1.9%、6月-1.6%減少)している。しかしながら、今年の8か月までに、オースティンの住宅売上高は2020年の同時期比9.2%増加。州レベルでは11.5%増加した。 8月の住宅販売価格は、テキサス州全体の中央値$304,668ドル、前年比11.2%上昇と比較し、オースティンでは$464,593、前年比28.1%上昇とよりよい結果であった。