テキサス新幹線、コロナウイルスの影響から実現に危機?

米国で初めて日本の新幹線が走行するテキサス新幹線プロジェクトは、ダラスとヒューストン間を90分で結ぶ予定をしており、実現した場合、車で5時間かかる距離の大幅な時間削減に繋がるため、期待の声も多い。

しかし、2020年3月27日、同プロジェクトを運営する企業「Texas Central Partners(TCP)」は、新型コロナウイルスの影響により、28名の従業員をコスト削減のため解雇した

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これを受けたテキサス州議会議員の一部は、TCPが充分な資金調達ができていない状況にあると判断し、2020年4月6日にアメリカ合衆国運輸省にプロジェクトの中断を希望する申請を提出。資料には議員28名の署名が記された。その後、4月8日にはほかの議員も同じ内容の申請を提出しており、反対活動の連鎖が起きた。

2020年4月8日時点、TCPは同件について声明は出していない。今後どのような対応をとるのか、テキサス新幹線は本当に実現するのかなど注目が集まっている。

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