米チャールズ・シュワブ、テキサス本社移転日程を発表

米国サンフランシスコに本社を置く、オンライン取引を中核とする証券・金融持株会社「チャールズ・シュワブ(Charles Schwab)」は、テキサス州ダラス・フォートワースエリアに本社移転する日程を公表したことをDallas Business Journalが報じた

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チャールズ・シュワブの本社移転日は2021年1月1日。移転先はウェストレイクの「Hillwood’s Circle T Ranch」になる。ウェストレイクのキャンパスには既に2,500名以上の従業員が駐在しており、TDアメリ(TD Ameritrade)のサイスレイクキャンパスには約2,000名がいる。チャールズ・シュワブは2019年11月、TDアメリを260億ドル(全額株式)で買収合意しており、2020年6月米司法省から承認を得ている。両者はその後、18〜36ヶ月の間に統合を完了する見通しだ。

カリフォルニア州からテキサス州に本社移転する企業の傾向は未だに多くみられており、今後も続くことが見込まれている。テキサス州知事アボット氏オフィスのAdriana Cruz氏によると、2020年9月時点でアクティブな本社移転・拡大プロジェクトは196件あると述べている。