米アマゾン、北米第2本社【選抜予想でダラス1位】

アマゾンが北米第2本社の建設計画を発表した結果、北米の各都市で誘致競争が始まっている。その中、ダラスが選ばれる可能性が最も高いということがWallStreetJournalの調査レポートによって発表された。

同レポートは可能性が最も高いといわれているトップ12の都市を審査基準に、6つの項目でランキング付けしている。項目は技術労働者の質、財政の健全化、生活指数(COL)、大学在籍者数、現地の文化、国税の仕組み。

候補者トップ12都市のうち、ダラスはアトランタ、ボストン、ワシントンD.C.などの強豪を抑え、1位にランクされた。理由はいくつかあり、その魅力は以下の項目が強いことだと述べられている。

・北テキサスの大学の大規模な生徒数

・現地に優秀な技術労働力者がいる

・生活指数COLが低いこと

・州所得税がないこと

アマゾン第2本社は最大約5万人が働く予定で、15～17年間で50億ドル（約5400億円）が投じられる見通しのため、北米中の都市が建設場所として挙手している。ダラスに決定した場合、来年のトップニュースになるくらいの大規模なことだ。候補地決定の結果は2018年発表予定。