【AUSTIN】オースティン独立学区、校内でのマスク着用義務を解除に — Gephyro Consulting (ジェフィロ・コンサルティング)

オースティン独立学区は、3月7日から全キャンパスで教師および生徒のマスク着用義務を解除すると、Austin Culturemapが報じた。

米疾病対策センター（CDC）は2月25日、新マスク着用ガイドラインを発表。全米の郡でCOVID-19による地域病院への影響が中度または程度の郡においては、マスク着用を任意とできるとした。トラビス郡も影響の低い郡の一つだ。併せてオースティン公衆衛生局は3月に入りCOVID-19リスクレベルを2まで引き下げた。

オースティン独立学区はCOVID-19対策に関する公開アンケートを実施。28,000以上の回答が寄せられ、38％が「マスク着用は任意であるべき」と回答した。これらを受け、同学区はマスク着用の義務化を解く決定を下した。

しかし、教育者の中には今回の決定に不安を示す者もいる。オースティン高校のDragoo教諭は心臓病を患っており、基本疾患を持つ生徒の健康も心配だと話す。

同学区は、今後も全キャンパスでマスクを用意し、COVID-19検査やワクチン接種の機会を設けるなど対策を続ける予定だ。

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