Apple社、新キャンパス建設計画をさらに拡大【AUSTIN】

Apple社はオースティン北西部で進行中のキャンパス建設計画に、新たな大型ビルの建設を追加したとオースティン・ビジネスジャーナルが報じた

同社は2018年に10億ドル(約1295億円)を投じたキャンパス建設計画を発表。2019年に最初の建設が始まった。今年に入り、テキサス州免許規制局(TDLR)へ4階および5階建てビルの建設を申請した。今年発表されたビル建設の推定総工事費は、2億4000万ドル(約311億円)に上ると見られている。これら2つのビルは、2023年9月から建設開始予定とのこと。

オースティンの大手ハイテク企業が次々とオフィスを縮小する中、流れに逆らうAppleの動きは興味深い。Facebookはオフィスとして借りていた高層ビルのスペースを転貸する計画を進めている。またAmazonは大量解雇を示唆しており、オースティンでのオフィススペースを半分に縮小する予定のようだ。

TDLRへの申請は予備的なもので詳細は変更される可能性がある。さらに2022年末にはApple社も雇用縮小も発表しており、最終的なキャンパスの規模はこれから明らかになるようだ。