卵の値段が高騰中。下がるタイミングはくるのか?



鳥インフルエンザの影響で、卵の価格が高騰している。卵不足の報道がされる中、購入制限を設ける店さえ出てきた。

例えば、フォートワースのKrogerでは、1ダースで4.89ドル(約638円)、ケージフリーのオーガニック卵は9.99ドル(約1,305円)であった。販売はカートン3個までと制限されている。(1/19時点)

北テキサスでの卵の価格は、ブランドや鶏の育て方によって、4ドルから10ドル(555円〜1306円)の間で推移している状態だ。

今までの卵の値段と比べると驚くだろう。

良質の大きい卵(グレードA)の1ダースの全米平均は、2021年12月の1.78ドル(約233円)から先月は4.25ドル(約555円)と2倍以上になっている。

▼高騰の理由

米・疾病対策予防センターの報告によると、米国では昨年以来、約5800万羽の鳥が感染し、農家は過去最悪の鳥インフルエンザの発生に対処している。そのうち4300万羽が採卵鶏。産卵用の鳥の個体数は約5%減少した。

研究者によると、飼料や燃料費の高騰も価格高騰の要因になっているという。さらに、インフレに敏感な消費者が肉などの高価な食料品を控えたため、卵の需要はすでに増加していたようだ。

▼値段はいつ下がるのか?

卵の価格は、農場が卵を補充するため、おそらく今後4〜6ヶ月は高いまま。インフルエンザがこれ以上流行らなければ、今年後半には価格が下がると予想されている。

ソース:MorningNews