アップル社、週3日の “強制出社” 計画を延期に

Apple社は、フェーズごとのオフィス復帰を計画している。

しかし、5月末から予定していた週3日の “強制出社” が延期されることになったと、オースティン・ビジネスジャーナルが報じた

カリフォルニア州に本社を置くApple社は、オースティンで最大の技術系雇用者の一社でもある。

昨年出された出社計画により、4月初旬から週1日の出勤、その後週2日の出勤が義務付けられていた。5月23日からは週3回の出勤フェーズに移行する予定だったものの、COVID-19感染者の増加を受け、延期に至った。

Apple社員からは出社の強制に批判の声が多く上がっており、積極的に抗議活動をする社員グループ「Apple Together」も編成されたほどだ。出社による健康への被害、ワークライフバランスを保つことの難しさ、会社の柔軟性に欠けるプランなどに懸念を示している。同グループは「過去2年間、苦労して新しい生活を築いてきた。Appleは柔軟で近代的なリモートワークのポリシーを制定すべきだ」と訴える。

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