フリスコの急速な成長:全米15位の人口増加率と新築住宅の増加で注目


新築住宅の増加率でフリスコが位置する北ダラスのコリン郡が、テキサス州内で4位に躍進しました。

ダラス・フォートワース地域の開発が北方向に進んでおり、フリスコ市もその成長の恩恵を享受しています。アメリカ国勢調査局の新しいデータによると、昨年は8500人以上の新居住者がフリスコに移住し、その結果、人口増加率で全米15位にランクインしました。

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同国勢調査局の発表によると、フリスコ市の2022年の人口は211,081人から219,587人へと4%増加しました。市が発表した報告書では、2022年の人口の詳細と、各住民がどの種類の住居に住んでいるかが明らかにされています。具体的には、一戸建てに180,276人、都市型アパートに23,427人、ガーデンスタイルのアパートに18,813人、シニア向け住宅に1,909人が居住しています。

フリスコ市の人口構成を見ると、白人が半数を占め、その次に26%のアジア人、10%の混血、9%の黒人、3.5%のその他の民族、0.5%のアメリカ先住民/アラスカ人、そして0.06%が太平洋諸島系/ハワイ人で構成されています。年齢層の中央値は37歳で、5歳未満が5.7%、学齢期が22.9%、成人が62%、シニア層が9.4%を占めています。

新築住宅の増加についての国勢調査のデータによれば、コリン郡はテキサス州内で4位にランクインし、2022年には16,193ユニットの新築住宅が建設されました。これはハリス郡(32,964ユニット)、トラヴィス郡(27,927ユニット)、タラント郡(17,938ユニット)に次ぐ数字で、ウィリアムソン郡(15,724ユニット)とダラス郡(14,495ユニット)がトップ5を締めくくりました。一方、デントン郡は新築住宅ユニット数14,050で州内10位にランクインしました。

北ダラスエリアの開発の勢いは止まらず、引き続き成長を続ける様子が見受けられます。フリスコ市やコリン郡のような地域が引き続き成長し、新たな住民を迎え入れることで、ダラス・フォートワース地域の発展に大きく寄与していると言えるでしょう。

Source:The Dallas Morning News  

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