アボット知事の「学校マスク着用義務化禁止令」が再度有効に

米国の第五回控訴裁判所の決定により、アボット知事が定めた「学校でのマスク着用義務化禁止令」が再度有効になった、とダラス・モーニング・ニュースが報じた

これにより、テキサス州の学校でのマスク着用は、個人の判断によるものとなる。

8月中旬、障がい者の権利を支持する弁護士団は、アボット知事の禁止令をめぐり最初の連邦訴訟を起こした。障がいのある学生はCOVID-19の感性及び合併症、死亡のリスクがより高い。そのため、地域の感染状況により各学校がマスク着用を義務付るか決める権利を持つべきだと主張。控訴裁判所は、具体的な証拠が足りないとし、弁護士団の申し立てを却下した。

今回の決定はテキサス州の500万人の学生と1,000を超える学区に幅広い影響を及ぼす。新変位種オミクロン株がテキサス州でも確認されたことから、今後「マスク着用義務禁止令」の協議はさらに白熱するとみられる。

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