隈研吾氏の設計 新ラグジュアリーなブティックホテル「Hotel Swexan」がダラスに誕生

ダラスのハーウッド地区にある134室のブティックホテル「Hotel Swexan」が、5年の建設作業の末にオープンしました。

Photo by Hotel Swexan

建物は隈研吾氏が設計しており、この建物のデザインについて「スイスの正確さや鮮やかさ、テキサスのリラックスしているが頑丈な雰囲気を取り入れ、まるでスーツの仕立てのようにしました」と述べています。ホテル名の「Swexan」は、「Swiss meets Texan」の略のようです。

隈研吾氏はダラスで以下の物件にも携わっています。
ダラス、「隈研吾」事務所設計の高層ビルが建設開始!
東京オリンピックスタジアムを手がけた建築士、ダラス建設で受賞

この22階建てのタワーは、少し秘密めいた雰囲気を持っています。窓のない地味な正面のドアが、上下に何があるかのヒントを提供せず、スタイリッシュで小ぶりなロビーに続きます。

地下には、ナイトクラブ「Babou」や、静かなバー「Library at Babou’s」があります。エレベーターで上に行くと、6階のジュニアボールルームにはエレガントなチェス盤のような黒と白の大理石の床があります。アップタウンの景色は息をのむほど美しいです。モロッコ風の屋上に行くと、プールやバー、リゾートスタイルのレストランがあり、これらはホテルの宿泊客と7階のプライベートクラブ「Golightly」のメンバーだけが利用できます。同フロアには、現在、ハーウッド内で最も高級なレストランのステーキハウス「Stillwell’s」もあります。

Photo by Hotel Swexan

ホテルの一部はまだ工事中ですが、ロビーの天井にあるフックは、いつかアートを吊るすためのものです。アートはホテルの一部であり、プリントやオリジナルの作品は所有者であるミュエラー夫妻の個人コレクションから提供されています。

Photo by Hotel Swexan