設計企業Austin Circuit Design、本社をテキサスのテクノロジー地域「リチャードソン・イノベーション・クォーター」に移転

テクノロジーの設計・調達を全世界に展開するAustin Circuit Design（ACD）が、その本社をガーランドからイノベーションとテクノロジーをリードする地域であるリチャードソン・イノベーション・クォーターへと移転しました。

Dallas Business JournalのインタビューでAustin Circuit Designの最高運営責任者（COO）であるマーク・コッタム氏は、「我々は我々のタイプのビジネスに適した環境を真剣に探していました。ガーランドのスペースでは手狭になっていました。リチャードソンIQとそこに集まる企業、そしてリチャードソン市と商工会議所が提供するサポートを十分に理解していました」と述べました。

さらに、コッタム氏はエンジニアリングとデザインに重点を置いているテキサス大学ダラス校への近さも、移転決定に大きな影響を及ぼしたと述べています。

ACDは機械、工業、ハードウェア、ソフトウェアの設計、調達、製造に特化した全面的な高度な設計企業です。元々は1985年にオースティンで創業され、2015年に会長のマイケル・ティウ氏とCEOのミン・グエン氏に買収され、その後ガーランドへと移転しました。

リチャードソン・イノベーション・クォーターは1,200エーカーにわたる広大な地域で、テキサス州におけるテクノロジーと起業家精神の最先端のハブとなっています。通常、リチャードソンIQと呼ばれるこの地域は、Argo Data、Digital Realty、Ericsson、Honeywell、id Software、Raytheon、Siemens、Verizonなどの技術会社とテレコミュニケーション会社、さらには各種のナノテクノロジー企業が拠点としています。

現在ACDが取り組んでいるプロジェクトに基づき、コッタム氏は次の1年以内に10人以上の新規雇用を計画していると見込んでいると述べています。

Source: Dallas Business Journal