カリフォルニアからダラスに移住すると100万ドル以上を節約できるって本当?


StorageCafeが発表した新しいレポートによれば、平均的なカリフォルニア州の住民が「移住者」となりテキサス州に移ることで、どれだけのお金を節約できるのかが明らかになりました。場合によっては、100万ドル以上の節約が可能だと述べています。

移住レポートによれば、2021年には約11万1,000人がカリフォルニア州からテキサス州に移住しました。一方、同じ年にテキサス州の住民がカリフォルニア州への逆の移動を行ったのはわずか3万3,000人でした。

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▼カリフォルニアからテキサス移住の理由

テキサス州は所得税のないこと、低い生活費、そしてリモートワークの柔軟性の増加が要因といわれています。これらの要素は、特にミレニアル世代にとって非常に重要であり、移住者の大部分(46%)を占めています。

特に、カリフォルニア州の一つの郡であるサンタクララ郡(サンノゼ)からの人々が、他のテキサス州の地域よりもダラスを選ぶ傾向があります。

▼住宅コストの違い

カリフォルニアからテキサスに永住する人々は、ダラスの繁栄する住宅市場に目を向けることで何十万ドルもの節約が可能です。ダラスの中央値の家価格は約41万ドルです。特に、サンノゼ出身のカリフォルニア住民は、中央値の価格が150万ドル未満といわれており、ダラスの家を購入することでなんと約100万ドルもの節約ができます。

▼アパート賃貸の違い

ダラスでのアパート賃貸は、カリフォルニアからの移住者にとっても経済的に有利な選択肢であり、カリフォルニアで見つけるよりもわずかに広いスペースが手に入ります。

サンディエゴやロサンゼルスなどのカリフォルニアの主要都市では、賃料が月額2,600ドル以上になることは珍しくありませんが、これに比べてダラスの中央値の賃料は月額1,562ドルです。

▼専門家の意見

専門家によれば、「21世紀の最初の20年間において、カリフォルニアからテキサスへの人口移動は確立されてきました。この期間において、他のどの州よりも多くの移民をテキサスに送り出してきたのはカリフォルニアです。カリフォルニアの高騰する住宅価格と生活費に対して、テキサスのより手頃な価格設定は今後数十年にわたってカリフォルニア住民のテキサスへの大規模な流入を維持する可能性があります」と述べています。

ソース:CULTUREMAP

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